深夜のちょっと小話
1999.12.27 第9話「世紀末最終話」
 
どうも。おそらく今回で今年最後の小話になるでしょう。会社のメールに送ってる人もいるからね。今年もお世話になりました。来年もヨロシク。2000年こそいい年であれ。今年最後になんですが、近況報告もかねて愚痴を少々(笑)。でわでわ@小話@をどうぞ。
 
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≪ルミナリエ篇≫
今日はルミナリエにいってきました。久ぶりの外出!?
電飾がつく瞬間を見な意味がないと思って40分前に会場前?に行ったんやけど、最終日ということもあってかすごい人やった。おかげであんまりさぶくなかったけど、人ごみは嫌いや。
午後、5時30分。待ちに待った電飾がいっせいに点灯した。
「ぎゃー!!」という悲鳴にも近い喚声とともに、目の前にはこの世のものとは思えないような超絶なる景色が俺の目に飛び込んできた・・・・とはいかず、「こんなもんか。」と思ってしまった。正直言うと、最初の5秒間くらいは「おぉ・・。」って思ったんやけど、そんなに大した事ないで、あれは。
みんなの評判がいいので、まぁ今年最後かも知れんという事もあっての行動やったんやけど、とんだ期待はずれやった。
感想は「大掛りやねぇ」です。俺って感動薄いのかな?アンナもんで感動してる日本人のレベルも問題やけどね。後、ビデオとか撮ってる人いるやん。あんなんアカンで。
そのときそのときの感動を大切にしない人やもんねぇ。それいつ見るねんと・・。見て綺麗か?寝たきりの知り合いでもいるんか?それやったらええけどね。
ビデオ撮るなとは云わんけど、「邪魔」やねん。そんなことも解らんで「綺麗!」とか云わんといてほしいわ。まず、自分を見つめなおさんかい!取り上げてほかしたろかと思ったわ。
 
≪南京町篇≫
ルミを見る前に「南京町」に行って来た。あれも最悪や。全然うまない。きっと,買った店も悪かったと思うけど、シャレならんかった。
俺が買ったのは、名物といわれる「水餃子」と「からあげ」。何語かわからん言葉喋るオバハンに注文をして、払うべき金を払って唐揚げだけを渡された。なにやら水餃子は時間がかかるらしい。しゃーないからその場で待っとったらいつまでたってもでて来ない。
当の昔にから揚げは食うてしもたし・・(それは勝手か)。冷えていて全然うまなかった。ローソンとかで唐揚げ君とかを暖めてる例のアレで保温しとるんやけど、この時期の気温から考えると無理やで。しゃーないから「水餃子まだですか?」という,何だか小市民の象徴みたいな質問をすると、このおばはん「300円です。」とか云いやがる。払ったよ,と云ったら不信な顔・・・。お前,さっきから俺がここでまずい唐揚げ喰うてたん見とったやろ!お前が待ってくれいうたから待っとんじゃ!ほんならそのオバハン、「なんか変な客来たで」みたいな感じで、他の従業員を呼びおった。でもこの従業員は物分りがよくってすぐに水餃子くれたけど。大体、割り箸だけもって立ってる客なんかおらんやろ!その箸自体、オバハンが前もってくれたやつやのに、すぐ忘れやがって、お前は鳩か!更に水餃子もうまなかった・・・。水で薄まった醤油の味しかせーへん。その上,待ってる間に唐揚げを補充しよったんやけど、ナント机の下に置いてあったダンボールに入っとった。そうか、それは保温のためじゃなくて、再加熱のためやったんか・・。ええ寡言な商売しやがって、もう二度と行きたくない。
 
≪コンビニ篇≫
昨日コンビニに行った、なんて珍しい話でもないけど,滅多に行かない「デイ○ーストア」に行った。入った瞬間レジで精算してる客のオバハンが喚き出した。
「その言い方はなんやの!」
・・・・・・・・・・なんか店員が粗相でもしたんかなと思ったら、「袋に入れましょうか?」と尋ねただけらしい。でもそのオバハンには「ホントは袋に入れるべきものではないですが、しょうがないから入れましょうか?」に聞こえたらしい。なんでやねん。
ほんで、このバイトどうしよんのかな,って見てたら「すいません」って頭下げてあやまりおった。えらいねぇ。まぁ、いきなり切れるわけもイカンし、店のことも考えてるんやろね。
でもこのオバハンはとどまることを知らんかった。
「店長を呼べ」
何度も謝ってるバイトを怒鳴りつけ店長を呼べと叫ぶオバハン。こうなったら切れるしかないな。俺やったら切れる。
「わしゃあ、単なるバイトじゃ!辞めたら仕舞いやど,・・・おぉ!?」と,まず相手の出方を伺って,それでも相手がひかへんかったらボロカスや。一応性別上女やから暴力はイカンけど、十分言葉の暴力は受けてる。いったれいったれ!俺やったら間違いなくいく。と,おもてたんやけどこのバイトはいかへんかった・・・。君は大人やねぇ。大人すぎて困るわ。店の中の客はみんなお前の味方やと思うけど。
ここはしゃーないから、俺が口をはさんだろかなって思ったんやけど、急にしゃしゃり出るのもおかしいんでスグ側で俺を関わらせてくれそうな態度をとった。
「はぁぁぁぁぁ,もうやかましいオバハンやのぉ。」十分聞こえる声でつぶやく。
・・・・結果的には無視された。悲しい。鏡を見るとそこには髪の毛がぼっさぼさで無精ひげを生やした(伸ばしている訳じゃなく夜には伸びてしまう)でかい男が立っていた。人相もいいとは思えない。
「そら無視されるわなぁ。」
しかーーーし!このオバハンはまだうるさい!そろそろ俺も腹が立ってきた。もう俺が口を挿もうとした時、オバハンの横には泣きそうになっている子供がいた。うーん、どうしようか?
このオバハンをボロカスにいって帰らしてしまうのは簡単だ。でもこの子はどう思うだろう。
俺はボロカスに言うときは限界を知らない。いや,限界は知っていても止まらなくなるだろう。そんな時,自分の母親が見も知らぬ男にボロカスに言われてるのを聞いてこの子は将来自分の母親を尊敬できるだろうか?(あの状況でよくこんな考えが浮かんだなと思うが、単に自分で自分を冷静に保とうとしていただけかもしれないし、俺の適正職業が保父さんだという理由がこの辺にあるのかも・・・。)
オバハン「はよ,店長よんでんか!前にMK(タクシー)待たしてあんねんで!」
バイト「すいません」
あぁ,もう店を出よう。せっかくのクリスマスに子供が泣くのはうっとうしい。これ以上むかついていてもしょうがない。大体、君(バイト)も君や!何でそんな謝ってばっかりやねん!いっぺん二人とも説教したらなあかんなぁ。むかついたまま退店・・・。