Ψ(r)=exp(ikz)+[f(θ)/r]exp(ikr)
となる。ここでk(=2π/λ)は波数、rは原子のポテンシャルの中心からの距離である。 このとき第2項が散乱波であり、f(θ)が散乱波の振幅である。また、θは入射方向を 極軸として測った散乱角である。 散乱振幅の2乗は散乱の微分段面積を与えるので、散乱後に電子がどの角度にどの程度の確率で でてくるか を知るために散乱振幅は重要な情報である。
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