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これを真空蒸着装置にセットし、背面よりヒータで数100°Cに加熱しながら 真空排気、空気導入を繰り返し、センサーの抵抗値の変化を測定しました。
このグラフより、真空度があがる(圧力が下がる)と抵抗が大きくなり、 真空度が下がる(圧力が上る)と抵抗が小さくなることがわかります。 ヒステリシス的な挙動を示しているのは、ガスの吸着、脱離反応の速度(特に脱離過程)に比べて 真空度の変化速度が早かったためと思われます。これを改善するためには センサー温度をもっと高温に保つ必要があると思われます。ちなみに 実際に利用されているセンサーでは400°Cくらいで使用されているとのことです。
出身地:奈良県
専門分野:表面物性工学
趣味:パチンコ、硬式野球、水泳
家族構成:父、母、弟3人、祖父、祖母