'99年度 大江 隆之 とは?



卒論作成にいそしむ私(左図)と自作したX線センサー用、プリアンプおよびバイアス電源(右図)。

真空蒸着で作製したIn/p−Si/Auショットキーダイオードを用いたX線検出装置を作製しました。 真空蒸着装置のガイスラー放電管のそばにセンサーをセットし、真空度を変化させながら 放電中の検出器出力をオシロスコープで観察しました。

真空度1Torr付近での放電時(左図)と0.2Torr付近での放電時。

右の写真の細かいヒゲのようなのがX線による電流パルスで、一個のパルスは一個の X線光子に相当します。また、パルス高さはX線のエネルギーに相当しています。 このパルスの数をカウンターで数えればX線強度がわかります。大きくうねっている バックグランドは60Hzノイズで、これを消してしまうのが今後の課題ですね。


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